「チリソース」はベトナム語で?
tương ớt(トゥオン オッ)の意味・使い方
公開: 2026-10-07
「「チリソース」はベトナム語で?tương ớt(トゥオン オッ)の意味・使い方」はベトナム語で
tương ớt
トゥオン オッ —「トゥオン→」を平らに保ち、「オッ↗」と喉で止めて上げる
卓上に無いときは Cho tôi tương ớt.(チリソースをください)。別皿なら riêng を足す。瓶で買うなら một chai。
「チリソース」はベトナム語で?tương ớt(トゥオン オッ)の意味・使い方
「チリソース」はベトナム語で tương ớt です。旅行者が実際に口にするのは、卓上に見当たらないときの「ください」と、料理にかけてほしくないときの「抜きで」、瓶で買うときの言い方の3つです。
発音のコツ
tương は声調記号のないンガン声調(平ら)、ớt は**サック声調(上げ)**で、語末が詰まって終わります。「トゥオン→」を平らに保ち、「オッ↗」と喉で一度止めて上げます。Wiktionary の表記はハノイ [tɨəŋ˧˧ ʔəːt̚˧˦]、サイゴン [tɨəŋ˧˧ ʔəːk̚˦˥] で、声調の型は北部・南部で共通です。南部は ớt の末尾が k 寄りに詰まり「オック」に近く聞こえますが、どちらの発音でも通じます。
使い方の1文
Cho tôi tương ớt.(チョー トイ トゥオン オッ) =「チリソースをください。」
料理に直接かけず小皿で欲しいときは Cho tôi tương ớt riêng.(チョー トイ トゥオン オッ リエン)、バインミーなどで最初から塗られるのを止めたいときは Đừng cho tương ớt.(ドゥン チョー トゥオン オッ)=「チリソースは入れないで」。辛さが不安なら先に Có cay không?(コー カイ コン)=「辛いですか」と聞いておきます。量の調整は ít(イッ、少し)/nhiều(ニェウ、たくさん)で、Cho ít thôi.(チョー イッ トーイ)=「少しだけで」と言えば足ります。
スーパーで瓶ごと買うときの数え方は chai(チャイ)=瓶。Cho tôi một chai tương ớt.(チョー トイ モッ チャイ トゥオン オッ)=「チリソースを1瓶ください」です。ブランドは Chin-su などラベルの名前を指さし、Chai này bao nhiêu tiền?(チャイ ナイ バオ ニュウ ティエン)=「この瓶はいくらですか」と聞けば十分です。
間違えやすい点
ớt だけでは「生の唐辛子」です。 「チリ」のつもりで ớt(オッ) とだけ言うと、刻んだ生唐辛子の小皿が出てくることがあります。とろみのあるソースが欲しいなら、必ず tương を付けて tương ớt と言います。逆に「唐辛子抜き」は Đừng cho ớt.(ドゥン チョー オッ) で、こちらは生唐辛子もソースもまとめて断る言い方になります。
辛味の調味料は tương ớt だけではありません。 油に唐辛子とレモングラスを漬けた sa tế(サー テー) は、フォーの卓上で tương ớt と並ぶ別物です。「赤いソース」と言うつもりで tương だけを言うと、黒くて甘い tương đen(トゥオン デン)=ホイシンソースや、tương cà(トゥオン カー)=ケチャップと区別がつきません。tương は「醤・ソース」の総称なので、後ろの一語まで言い切るのが条件です。
醤油は北部と南部で語が違います。 醤油は北部で xì dầu(シー ゾウ)、南部では nước tương(ヌオック トゥオン) と呼ぶのが一般的です(Wiktionary は xì dầu を北部語として載せています)。nước tương と tương ớt はどちらも tương を含むので、南部でチリソースを頼むときは語尾の ớt まで言い切ります。
関連語
| ベトナム語 | 読み | 意味 | 音声 |
|---|---|---|---|
| ớt | オッ | 唐辛子(生) | |
| sa tế | サー テー | 唐辛子とレモングラスの辛味油 | |
| tương đen | トゥオン デン | ホイシンソース(黒だれ) | |
| tương cà | トゥオン カー | ケチャップ | |
| chai | チャイ | 瓶(瓶入りの数え方) | |
| không cay | ホン カイ | 辛くない・辛くしないで |