「牛肉」はベトナム語で?
thịt bò(ティット ボー)の意味・使い方
公開: 2026-09-18
「「牛肉」はベトナム語で?thịt bò(ティット ボー)の意味・使い方」はベトナム語で
thịt bò
ティット ボー —「ティッ↓ ボー↘」と、どちらも高さを落としながら言うイメージで
屋台で肉を指定するときは thịt bò と言い切る。bò だけだと料理名から切り離された途端に伝わりにくく、部位まで頼むなら tái・nạm・gầu を後ろに足す。
「牛肉」はベトナム語で?thịt bò(ティット ボー)の意味・使い方
フォーの屋台で席に着くと、まず聞かれるのが「肉は何にするか」です。thịt bò の一語と、そのあとに続く部位の名前を用意しておけば、指さしに頼らず注文できます。
発音のコツ
thịt はナン声調(短く落とす)、bò はフエン声調(下げ)です。高さを上げず、thịt を短く切ってから bò をゆっくり下げます。
bò は Wiktionary の発音表記でハノイ・サイゴンとも同じで、南北差はありません。差が出るのは thịt の母音だけで、南部では「トゥッ」寄りになります。語も南北共通で、豚肉が thịt lợn(北部)/thịt heo(南部)と分かれるのとは違い、牛肉は全国どこでも同じ語で頼めます。
使い方の1文
Cho tôi phở thịt bò.(チョー トイ フォー ティット ボー) =「牛肉のフォーをください。」
Cho tôi(私にください)+ 品名、という形です。屋台では phở bò と縮めて言うほうが多いのですが、鶏のフォー(phở gà)も出す店では thịt を入れて言い切ると確実です。
市場で買うときは量からたずねます。Thịt bò bao nhiêu tiền một kí?(ティット ボー バオ ニュウ ティエン モッ キー)=「牛肉は1キロいくらですか。」kí はフランス語の kilo を縮めた口語で、半分なら nửa kí、100グラム単位なら lạng です。
間違えやすい点
肉そのものに類別詞は付きません。 con は生きた牛に付く類別詞で、một con bò なら「牛が1頭」。肉を買うときに một con thịt bò とは言わず、kí や lạng で量を言うか、店では phần(1人前)・tô(どんぶり1杯)で数えます。
thịt を省くと場面によって通じません。 bò は「牛」であると同時に「這う」という動詞でもあります。phở bò・bún bò・bò kho のように料理名の一部なら bò だけで牛肉を指しますが、肉屋で「bò」とだけ言うと伝わりにくくなります。肉を指すときは thịt bò と言い切るのが安全です。
声調が変わると別の語になります。 bò(フエン声調・牛)に対し、bỏ(ホイ声調)は「置く・やめる・取り除く」、bó(サック声調)は「束」。よく並べて挙がる bồ(恋人・君)は声調ではなく母音が違う語で、o ではなく ô を書きます。
phở bò と bún bò は別物です。 麺が違い、phở は平打ちの米麺、bún は断面が丸い米麺。フエ風の bún bò Huế は辛い牛肉麺なので、phở bò のつもりで頼むと違う一杯が来ます。
部位は肉の名前の後ろに並べます。 tái(レアの肉)、chín(しっかり火を通した肉)、nạm(バラ肉)、gầu(脂の多い胸肉)。phở bò tái nạm のように2つ並べるのが定番です。
関連語
| ベトナム語 | 読み | 意味 | 音声 |
|---|---|---|---|
| phở bò | フォー ボー | 牛肉のフォー | |
| tái | タイ | レアの肉(火を通しすぎない) | |
| nạm | ナム | 牛のバラ肉 | |
| gầu | ガウ | 脂の多い牛の胸肉 | |
| thịt heo | ティット ヘオ | 豚肉(南部の言い方) |
あわせて覚えたい
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