chè đậu xanh とは?
ベトナム語「チェー ダウ サイン」の意味・読み方
公開: 2026-10-18
「chè đậu xanh」の意味
緑豆のチェー
chè đậu xanh(チェー ダウ サイン)「チェー↓」「ダウ↓」と下げ、最後の「サイン→」は平らに伸ばす
chè đậu xanh とは?ベトナム語「チェー ダウ サイン」の意味・読み方
メニューに「Chè đậu xanh」とあれば、緑豆をやわらかく煮て甘くした素朴なデザートです。chè の仲間全体は chè とは? で説明しているので、ここでは緑豆の一杯ならではの点だけを書きます。
この語の意味
đậu xanh は「緑豆」(直訳は「緑の豆」)で、chè đậu xanh は緑豆を主役にしたチェーです。ベトナム語版 Wikipedia によれば、家庭の作り方は豆を数時間水に浸し、弱火で煮て、氷砂糖(đường phèn)とパンダンの葉(lá dứa)を加え、葛粉(bột sắn dây)でとろみをつけ、最後にココナッツミルクを入れるもの。ルーツは中国の緑豆の甘味とされ、華僑や明郷人が伝えたと説明されています。もち米やハスの実を加える例もあります。
緑豆は皮をむいて煮るとやわらかく崩れ、素朴で少し青みのある甘さになります。日本の緑豆はもやしの原料として知られていますが、ベトナムでは豆そのものを甘味や菓子のあんに使う場面が多く、chè đậu xanh はその代表です。体の熱をとる「清涼」の食べ物と考えられていて、暑い季節に好まれる、という説明も見られます。
発音のコツ
chè はフエン声調(下げ)、đậu はナン声調(短く強く落とす)、xanh は声調記号なしのンガン声調(平ら)。**「チェー↓ ダウッ↓ サイン→」**のように、真ん中を短く切って落とし、最後は平らに伸ばします。đ は日本語のダ行に近い音です。
北部(ハノイ)と南部(ホーチミン)の違い: 声調の型は共通です。違いは子音で、xanh の x は北部も南部も「サ」に近く、chè の語頭だけが北部「チ」寄り、南部「セ」寄りに聞こえることがあります。味の面では、南部はココナッツミルクと氷を足した冷たい盛り方、北部・中部は豆の味を生かしたすっきりした甘さが目立つと言われます。
どこで目にするか
デザート専門店や屋台の看板に、chè ba màu や chè thái と並んで書かれる定番メニューです。chè thập cẩm のように複数の具を選ぶ店では、緑豆が一つの具として入っていることもあります。
注意したいのは chè xanh(チェー サイン)で、これは甘いデザートではなく、北部・中部で「緑茶」を指す言い方です。đậu(豆)が付くかどうかで別物になります。
店先では、鍋で煮た温かい chè đậu xanh を器によそってくれる店もあれば、氷を入れて冷たく出す店もあり、同じ名前でも温度が違います。メニューに温度の指定がなければ、ミニ会話のように聞かれることが多いので、好みを答えれば大丈夫です。ココナッツミルクを上にかけるかどうか、氷砂糖の甘さをどの程度にするかも店ごとの個性が出るところで、同じ緑豆でも、豆の粒がしっかり残る店と、とろりとしたスープ状の店があります。
夕方の路地、市場の入口、デザート専門店のほか、食事処の最後に出てくる甘味として置かれていることもあります。chè ba màu や chè thái のように豪華な具が並ぶ華やかさはありませんが、豆と砂糖だけで成り立つ素朴さが、この一杯の持ち味です。見た目が地味でも、何度か食べ比べると店ごとの違いが楽しめます。
関連語・一緒に出てくる語
| ベトナム語 | 読み | 意味 | 音声 |
|---|---|---|---|
| đậu xanh | ダウ サイン | 緑豆 | |
| đường phèn | ドゥオン フェン | 氷砂糖 | |
| bột sắn dây | ボッ サン ザイ | 葛粉(とろみ付け) | |
| lá dứa | ラー ズア | パンダンの葉 | |
| nước cốt dừa | ヌオック コッ ズア | ココナッツミルク |
ミニ会話例
よくある質問
Q. chè xanh と間違えて注文するとどうなりますか? A. chè xanh は緑茶を指すので、デザートを頼むつもりが飲み物が出てくることがあります。đậu(豆)を必ず付けて chè đậu xanh と言えば避けられます。
Q. 温かいほうと冷たいほうのどちらがおすすめですか? A. 暑い時期は冷たいものが食べやすく、肌寒い日は温かいものが体に合います。迷ったら店員に聞いて、おすすめの出し方で試してみてください。
Q. 甘さの調整はできますか? A. 店によっては砂糖の量を調整してもらえます。ミニ会話の không đường は「砂糖なし」の意味ですが、もともと甘い味付けの店では物足りないこともあります。