cá basa とは?
ベトナム語「カー バサ」の意味・読み方
公開: 2026-09-14
「cá basa」の意味
バサ(ナマズ科の白身魚)
cá basa(カー バサ)「カー↑」と上げてから「バサ→」は平らにまっすぐ
cá basa とは?ベトナム語「カー バサ」の意味・読み方
スーパーの冷凍コーナーや学食・社員食堂の献立でよく見かける、骨や皮を取り除いた白身魚のフィレ。パッケージや献立表に「Cá Basa」と書かれていたら、それはメコンデルタ育ちのナマズの仲間です。
この語の意味
cá basa(学名 Pangasius bocourti)はナマズ目パンガシウス科の魚で、Vietnamese Wikipedia には cá giáo、cá sát bụng という別名も紹介されています。メコンデルタとタイのチャオプラヤー川流域が原産で、流れの速い大河にすむ魚です。basa は「ba sa」というベトナム語がそのまま英語圏の輸出用語として定着した語で、Wiktionary の英語版エントリーは "cá ba sa" の一部を英語化した語(partial calque)と説明しています。ba・sa のどちらにも声調記号が付かないため、両方ンガン声調(平ら)で読みます。
An Giang省・Đồng Tháp省を中心に高密度のいけす養殖が行われ、稚魚から10〜11か月で800〜1,500gの出荷サイズに育てる、効率の高い魚です。日本やアメリカ、ヨーロッパへの輸出用フィレとしても大量に加工されています。
発音のコツ
cá はサック声調(すっと上げる)、basa の ba・sa はともに声調記号のないンガン声調(平ら)です。「カー↑」と短く上げてから、「バサ→」は高さを変えずまっすぐ発音します。。声調の型自体はどちらの地域でも同じ表記で読まれます。
北部(ハノイ)と南部(ホーチミン)の違い: 発音・呼び名は共通です。産地としての存在感は南部(メコンデルタ)に集中していますが、価格の手頃さから全国のスーパーや食堂に流通し、地域を問わず食べられる魚になっています。
どこで目にするか
スーパーの冷凍・鮮魚コーナーでは「Cá Basa Fillet」というパッケージ表記でよく見かけ、骨や皮を除いた切り身が主流です。家庭料理では cá basa kho tộ(土鍋の甘辛煮)、canh chua cá basa(酸味スープ)、給食や社員食堂では cá basa chiên(から揚げ)や cá basa sốt cà(トマトソース煮)が使われることが多く、値段の手頃さから日常的な魚として親しまれています。骨がほとんど無いフィレの状態で売られているため、下処理の手間がかからず、子供にも食べさせやすい魚として家庭でも重宝されています。輸出向けのパッケージでは「swai」「pangasius」といった英語表記が使われることもあり、海外のスーパーで見かける白身魚フィレの多くが実はこの cá basa というケースも少なくありません。
関連語・一緒に出てくる語
| ベトナム語 | 読み | 意味 | 音声 |
|---|---|---|---|
| cá basa kho tộ | カー バサ コー トー | 土鍋の甘辛煮 | |
| canh chua cá basa | カイン チュア カー バサ | 酸味スープ | |
| cá basa chiên | カー バサ チエン | から揚げ | |
| cá lóc | カー ロック | 雷魚(活け締めで食べる高価な川魚) |
ミニ会話例
よくある質問
Q. cá basa と cá lóc、味にどのくらい違いがありますか? A. cá basa は脂が多く柔らかい淡白な白身、cá lóc はしっかりした身質で川魚らしい風味が強い、という違いがあります。cá basa は煮込みやスープに向き、cá lóc は焼く・干すといった調理でうまみを引き立てる料理が多いです。
Q. 冷凍フィレと鮮魚、どちらを選べばいいですか? A. 家庭料理なら冷凍フィレのほうが下処理不要で扱いやすく、鮮度の管理もしやすいです。市場で丸のままの鮮魚を見かけることは少なく、基本的には切り身での流通が主流です。
Q. cá basa は臭みが強い魚ですか? A. 適切に養殖・加工されたものであれば臭みは少なく、家庭料理や給食にも広く使われています。加熱調理の際にレモンやトマトなど酸味のある食材と合わせると、より食べやすくなります。