cà phê dừa とは?
ベトナム語「カフェ ズア」の意味・読み方
公開: 2026-09-17
「cà phê dừa」の意味
ココナッツコーヒー
cà phê dừa(カフェ ズア)「カ↓・フェ→・ズア↓」で、下げ→平ら→下げの3段階
cà phê dừa とは?ベトナム語「カフェ ズア」の意味・読み方
ホーチミン市の路地カフェやメコンデルタの屋台で、ミキサーでココナッツミルクと氷を一緒に砕いた真っ白でとろりとしたドリンクの上にコーヒーが注がれている様子を見かけたら、それが cà phê dừa(カフェ ズア)です。メニューでは cà phê cốt dừa(カフェ コッ ズア)という表記もよく使われる、南部を中心に広まったコーヒーです。
この語の意味
cà phê は「コーヒー」、dừa は「ココナッツ」で、直訳は「ココナッツコーヒー」。実態は、ココナッツミルク(nước cốt dừa)と砂糖・氷をミキサーでシャーベット状に仕立てたものの上に、濃いコーヒーやコーヒーシロップを注いだ冷たいドリンクです。スプーンで白いシャーベットとコーヒーを混ぜながら飲むのが定番で、練乳を加えるとさらに濃厚になります。cà phê dừa と cà phê cốt dừa はほぼ同じ飲み物を指す表記ゆれで、cốt dừa は「ココナッツミルク(濃い一番搾り)」を指す語です。
発祥については諸説あり、コーヒー産地のブンマトゥオットやメコンデルタのカントーとする説、ホーチミン市の路地カフェで1990年代から広まったとする説などがあります。2024年にはミシュランガイドが cà phê cốt dừa を「熱帯的な交響曲(tropical symphony)」と評したことでも話題になり、屋台から星付きレストランまで幅広く親しまれています。
発音のコツ
cà はフエン声調(下げ)、phê はンガン声調(平ら)、dừa はフエン声調(下げ)です。**「カ↓・フェ→・ズア↓」**と、下げ→平ら→下げの3段階でまとめると通じやすくなります。dừa の発音表記は Wiktionary でハノイが [zɨə˨˩]、サイゴンが [jɨə˨˩]。頭音が北部は「ズ」、南部は「ユ」に近い音になりますが、声調そのものは共通です。
北部(ハノイ)と南部(ホーチミン)の違い: cà phê dừa は南部・メコンデルタ寄りの飲み物で、北部の屋台ではまだ定番とは言えません。近年はホーチミンから全国のカフェチェーンに広がり、旅行者向けの店ではハノイでも見かけるようになりました。発音は南北で頭音が変わる程度で、声調の違いはありません。
どこで目にするか
ホーチミン市の路地カフェや、メコンデルタの観光地の屋台で「Cà Phê Dừa」「Cà Phê Cốt Dừa」の看板やメニューをよく見かけます。写真つきメニューでは、透明なグラスに真っ白なシャーベットと濃い茶色のコーヒーが層になった写真が使われることが多く、他の氷たっぷりのアイスコーヒーとは見た目で一目で区別できます。観光客向けのカフェでは、持ち帰り用のプラカップに入れて渡してくれる店も多く、暑い日の定番の一杯として人気です。
関連語・一緒に出てくる語
| ベトナム語 | 読み | 意味 | 音声 |
|---|---|---|---|
| cà phê cốt dừa | カフェ コッ ズア | 表記ゆれ(ココナッツミルクコーヒー) | |
| nước cốt dừa | ヌォック コッ ズア | ココナッツミルク | |
| dừa xiêm | ズア シエム | 小ぶりで甘い若いココナッツ | |
| đá xay | ダー サイ | 砕いた氷(シャーベット状に仕上げる) |
ミニ会話例
よくある質問
Q. cà phê dừa と cà phê cốt dừa は違う飲み物ですか? A. ほぼ同じ飲み物を指す表記ゆれです。メニューによって呼び方が変わりますが、どちらもココナッツミルクをシャーベット状にしてコーヒーを注ぐスタイルを指します。
Q. ココナッツの果肉は入っていますか? A. 基本はココナッツミルク(nước cốt dừa)を使うレシピが中心で、果肉自体は入らないことが多いですが、店によっては削ったココナッツの果肉をトッピングすることもあります。
Q. 甘すぎるのが心配です。調整できますか? A. 店によっては ít đường(砂糖控えめ)と伝えれば対応してもらえます。ただしシャーベット部分にも砂糖が使われているため、コーヒー自体を無糖にしても全体としてはやや甘めに感じることが多いです。